移動とガムボール

Rhinoceros5 になり「ガムボール」機能が加わったため、移動/回転/1Dスケールがかなり直感的に行えるようになりました。ケース毎に便利な方法を紹介します。

 

移動について

・数値入力でXYZどれか一方向への並行移動
ガムボールの矢印をクリックして数値を入力するのがわかりやすいですし早いです。

・数値入力でXYZ2つ以上の方向への並行移動
ガムボールがわかりやすいですが、従来の「Move」コマンドのほうが早いですね。
例:X方向に50㎜、Y方向に60㎜、Z方向に70mm移動させる場合はコマンドプロンプトに「r50,60,70」と入力します。

・スナップする点からスナップする点への移動
オブジェクトをドラッグする方法が早いですが、少しコツが必要です。
普通にサッとドラッグしてしまうとスナップしません。まず移動するオブジェクトのスナップさせたい点の上でマウスの左ボタンを長押しします。スナップさせたい点のスナップツールヒントが表示されたらドラッグを開始します。この状態になれば移動先の点にもスナップできます。

 

回転について

ガムボールの円弧部分をクリックして角度を入力します。後述しますが、ガムボール自体を回転させて回転軸を傾けることもできます。

 

1Dスケールについて

・伸縮の起点がオブジェクトの中心で良い場合
ガムボールの矢印の反対側にある四角をクリックして倍率を入力します。ある点まで伸縮させたい場合は四角をドラッグして目標の点にスナップさせます。

・それ以外の場合
従来の「1Dスケール」コマンドの方が手間が少ないようです。ガムボールの場合は後で移動させたり、後述するようにガムボールの中心を移動させたり、と一手間かかります。

 

ガムボール自体を動かす
ガムボールの中心から出ている白い円をクリックし、「ガムボールを移動」を選択すると原点やそれぞれの軸方向を変更できます。元に戻す時は「ガムボールをリセット」です。

「ベクター使えます」と言える基準は?

「今度面接を受ける会社の必要スキルに『ベクターワークス』があります。どこまで出来るようになったら『ベクター使えます』と言えるのですか?」

最も多い質問の一つです。今日行った無料説明会でも出た質問だったので記事にしてみようと思います。
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家具のレイアウトに必要な知識

本日は4月からインテリアデザインオフィスに勤務予定の生徒さんがいらっしゃいました。
すでにある図面に家具をレイアウトすることが多いので必要な知識を身に着けたいとのことでした。

2Dシンボルを配置するだけ。。。?とも思えますが、
・シンボル自体を作ることもあるだろう
・シートレイヤを使った図面が送られてくることもあるだろう
と考えていくと、結局最初から図面を描くのと変わらない基礎知識が必要そうです。
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手書き図面とCAD図面

本日の生徒さんは建築学科の学生でした。
なんと、学校の方針で卒業までずっと手描きだそうです!
しかし、当然就職活動ではCADが使えた方が有利なのでご連絡頂けたというわけです。

「手描きができないやつはCADもできない」的な考え方はよく耳にします。
私が専門学校でインテリアを学んだ時も最初は手書きでした。

はたしてどうでしょうか。私個人的には「どっちでもいい」と思います。
結局大筋の描き方は手書きもCADも同じです。
描き方さえ覚えれば同じ図面が描けるわけですから。
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最初に覚えるべきショートカット

ショートカットとは、ツールバーなどをクリックして操作を選ぶのではなく、特定の組み合わせでキーボード(+マウス)を打つことによって直接操作を選ぶことです。これによって飛躍的に作業スピードが上がります。

ベクターワークスには数多くのショートカットキーがあり、さらに自分でカスタムすることもできます。初心者の方は「普通の操作もおぼつかないのにショートカットなんてとても。。。」と思われるかもしれませんが、以下に挙げるものだけでも最初に覚えてほしいと思っています。
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インテリア?建築?プロダクト?

本日の生徒さんは電気系のプロダクト関連の会社で働いていらっしゃる方でした。何気なく「建築/インテリア系じゃないんですね。」とお話ししたところ、「ベクターワークスはプロダクトに向かないのですか?」との質問を受けました。

結論から申し上げれば、
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バージョン間でのデータのやりとり

今日はベクターワークスのバージョンについてのお話です。

現在の最新バージョンは2016です。
バージョンが変わる度にツールの場所がちょっと変わったりしてイライラしますよね(笑)。

そもそも業務用のソフトで値段も高く、バージョンアップするにしてもそこそこの金額がかかります。
そのためかなり古いバージョンを使い続けている方も多いと思います。

そこで実務での注意点です。
以下はv2016の機能比較表。
http://www.aanda.co.jp/Vectorworks2016/list.html
ファイル互換(取り込み・インポート)と、ファイル互換(取り出し・エクスポート)の欄を見てください。
MCDとVWXがベクターワークスのデータです。

最新版v2016では、
v2011以前のバージョンのデータはインポートはできるがエクスポートはできません!!

クライアントとのデータのやり取りなどで影響が大です。
他のデータに変換してやりとりすることでなんとかすることはできますが、
完璧にとはいきません。ご注意を。。。